前之園行政書士事務所のご案内
農業コンサルタントで特定行政書士・中小企業診断士の前之園博一です。
日本農業は大きく3つの課題を抱えています。
1つは、資金繰りの問題(カネの問題)、2つは、農地問題(モノの問題)、3つは、後継者問題(ヒトの問題)。
農業の資金繰りの特質として、「販売価格が決められない」「仕入価格も決められない」点が挙げられます。
そうした外部環境のコントロールが難しいなかで、生き残っていくためには、自社内部でどういう点を変えていけばいいのか、まず現状を「よく見る」、経営として数字を把握することが大切です。
次に、農地の問題としては、耕作放棄の問題があります。現在、日本では滋賀県ほどの広さの耕作放棄地があると言われます。資金繰りに詰まった結果、農業をやめ、農地が荒れていきます。一旦、農地が荒れると、復旧するにはかなりのコストがかかってしまいます。また、食料自給力にも影響を与えてきます。
3つ目に、誰が農業をやるかという担い手問題、後継者問題があります。上記のように、農業は儲からないという認識が広まっており、後継者が不在の農家が多いのが現状です。
こうした観点から、事業承継の前の事業再生・経営改善が重要です。後継者に魅力ある存在として捉えられないと事業承継は難しいでしょう。
こうした問題に立ち向かうには、頭の中を言語化する、いわば「通訳する」力が必要です。農業と異業種を通訳することで、農業の発展を応援します。
事務所概要
農業経営の総合コンサルティング(経営改善、事業再生、資金調達農地関連等)を行う行政書士・中小企業診断士事務所です。
業務の流れ
農業融資(公庫資金など)サポートや補助金・助成金獲得サポートを通じて、お客さまの経営課題を抽出し、アドバイスを行います。
料金表
制度資金や各種補助金を総合サポート。融資は、着手金5万円+成功報酬3%以内でフルサポートします!(補助金は、着手金5万円+成功報酬6〜9%です)
お役立ち情報
農業の事業再生・経営改善・事業承継に役立つ情報を投稿しています。
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