2019年12月17日 / 最終更新日 : 2019年12月17日 maenosono 農村経済思想史 読書ノート 『会計の世界史』 ・田中靖浩著。 <銀行革命>・14世紀、船乗りリズカーレ(リスクの語源)を助けるべく登場したのがイタリアのバンコ(銀行)。キャッシュレスサービス(為替手形)の提供を開始。・キリスト教徒は利息(ウズーラ)を禁止されているた […]
2019年12月16日 / 最終更新日 : 2019年12月16日 maenosono 農村経済思想史 研究ノート 石田梅岩 「日本経済思想史 江戸から昭和へ」より ・1685~1744「都鄙問答」・丹波国の一般農民から商人になった。・整合性や体系性の欠如はみられないが、そういうものである。日本経済思想史の史料を読むときの注意点。・天→万物。・ […]
2019年12月10日 / 最終更新日 : 2019年12月10日 maenosono 農村経済思想史 研究ノート 宮崎安貞 「日本経済思想史 江戸から昭和」より ・1623~1697.「農業全書」。・筑前黒田家に仕えた後、農業。・貝原益軒(本草学者、儒学者、1630~1714)に師事。・「農術」で「効」を実現しなければならない。効とは、秋のな […]
2019年12月5日 / 最終更新日 : 2019年12月10日 maenosono 農業経済学 農業の原価計算 農業経営への適用を意図して原価計算手法まで提言するものは少なく、 農産物原価計算における個別原価計算と総合原価計算の位置付けについて論じた研究は2017年時点で存在しないらしい。 道理でちょうどいい資料が見つからないわけ […]
2019年12月5日 / 最終更新日 : 2019年12月10日 maenosono 農業補助金 補助金使うと資金繰りが悪化する? お客さんところでひとしきり用件が終わって、雑談していたら、「ものづくり補助金に通った知人たちの多くが資金繰りが悪化した」と聞いた。新聞報道でも事業化が遅れている的な話があったので、単に補助金返還したくないからそう報告して […]
2019年12月5日 / 最終更新日 : 2019年12月10日 maenosono 農業経済学 生産関数 西オーストラリア大学のパンネル教授の講義を運転中に聴いていたら、 「ちょー大事なんだけど、なぜか誰も教えてくんないんだよね」 と言い出したので、何かと思ったら生産関数についてであった。 肥料を増やしても、減らしても、大し […]
2019年12月5日 / 最終更新日 : 2019年12月10日 maenosono 農業経済学 蜘蛛の巣理論 ある日の昼、トマト農家を訪問。 いちごが下落したら、みんなトマトに走り、そのトマトも今年やばいということで、次はナスの動きという。 「同じことの繰り返しですね」とのこと。 これは、農業経済学のテキストには必ず出てくるクモ […]
2019年12月5日 / 最終更新日 : 2019年12月10日 maenosono 農村経済思想史 同じ理由で別の結論になること H31/3頃のある日の日本農業新聞は、給食にご飯が出る日が増えており、好ましいことだというのが一面記事であった。 そして、同じころのヤフーニュースには、給食にパンが出なくなりパン業者が廃業の危機であり、これは許せぬという […]
2019年12月5日 / 最終更新日 : 2019年12月10日 maenosono 農業補助金 経営不振になる理由の一つ。補助金の罠。 経営不振になる理由の一つに過大投資がある。特に農業においては顕著な感じがある。 農産物は基本的に需要の価格弾力性が低く、規模の経済が有効に機能しないケースが多いのではないか。 投資するにあたっては、製造業などよりも余程慎 […]
2019年12月3日 / 最終更新日 : 2019年12月3日 maenosono 農村経済思想史 研究ノート 享保時代 「日本経済思想史 江戸から昭和へ」より ・徳川吉宗 1716~1751.財政問題、物価上昇に直面。・年貢の増徴。1722、財政赤字13万両。大名から石高の1%を上納させた。 →農政刷新。1740に石高ピーク。・良鋳の継続 […]