事業承継には生命保険の活用が有効
今朝、生命保険にについて学びました。
生命保険は、会社の三つの坂(登り坂、下り坂、まさか)に対応できる唯一のものとのこと。
登り坂で調子のいいときは、保険を使って簿外資産をためておく。
下り坂のときは、それを解約して返戻金で経営を維持する。
まさかの経営者死亡のときは、相続に活用できる。
相続に活用する意味は、
・遺産分割で現金分割するときの財源になる
・相続税の財源になる
・相続放棄しても、保険金はもらえる
・すぐ現金化できる
・寄与分の財源になる
などです。
経営者が不安に思っていることは、借金が一番。
この借金を返すためにも、保険に入っておくとメリットがあります。
役員借入金がある場合、会社への貸付金が相続されてしまいますが、保険に入っていれば、相殺ができる。
また、会社の借入の連帯保証人になっている場合、通常は相続人も保証債務を相続しますが、保険金があれば、それで返済ができる。
このように、事業承継対策に保険金は有効であることを学びました。
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