農業経営基盤強化準備金
青色申告をしていて、
認定農業者で、
経営安定対策交付金をもらっている方(要するに減反に協力している方)は、
農業経営基盤強化準備金というものを積み立てることができます。
積み立てた分は、損金に参入されますので、税金が低くなるメリットがあります。
この経理には2種類あります。
<損金経理方式>
農業経営基盤強化準備金繰入 1百万円 農業経営基盤強化準備金 1百万円
という仕訳になります。
この〜繰入というのが、費用になりますので、その分、利益が減って、税金も安くなるという仕組みです。
<剰余金処分経理方式>
繰越利益剰余金 1百万円 農業経営基盤強化準備金 1百万円
という仕訳です。
こちらの繰越利益剰余金は、費用ではありませんので、利益は減りませんが、税金の計算上、損金に計上されますので、税金が安くなります。
剰余金処分経理方式のほうが実態にあっているのですが、実際は、損金経理方式を採用しているところが多いそうです。
農家の決算書をみるときのポイントの一つです。
↓の教科書もご参考に!
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