所有者不明の森林・農地 57万ha H26.8.14日経
これも今日の日経からです。
相続のときに、相続登記をほったらかしにしていることがあります。
自宅の土地などはそんなにないですが、山林や農地などは、登記上の所有者が明治時代の人なんてことがざらにあります。山奥へ行くほどそうなっています。
そして、いざ農地や山林を処分しようとすると、困ってしまうわけです。
相続人が何十人も登場して収拾がつかなくなる。債権者が競売するしかないといってもいいでしょう。そうすると、任意で売却するより、相当安くなってしまいます。
相続登記は登録免許税も安いのですから、きちんとやっておきましょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
相続時に登記手続きがされず、国や自治体が所有者を把握できなくなる森林や農地が2050年までに最大で57万ヘクタールとなることが13日、国土交通省の試算で分かった。東京都の面積の2.6倍に当たる。農林業の効率化を目指した土地集約だけでなく、東日本大震災の被災地復興に悪影響が出る懸念があり、早急な対策が求められる。
国交省が森林や農地の所有者へのアンケート調査や今後の死亡率などをもとに初めて試算した。
試算によると、所有者が不明になる土地は20年までに8万6千ヘクタール。その後は30年までに21万2千ヘクタール、40年までに37万8千ヘクタールと増加する。
50年時点の推計57万ヘクタールの内訳は森林が47万ヘクタール、農地が10万ヘクタール。日本の総森林面積の1.9%、総農地面積の2%程度だが、国交省は「所有者不明の土地は虫食い状に発生するため、土地集約に与える影響は広範囲にわたる」としている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Yuta Nakagawa liked this on Facebook.
Hideyuki Karakawa liked this on Facebook.
Tatuya Maruyama liked this on Facebook.
Maya Kawanishi liked this on Facebook.
Toshitsugu Ubetsu liked this on Facebook.
高木大路 liked this on Facebook.
Kenichi Mashima liked this on Facebook.