農業経営学(マーケティングの4P)
<マーケティング>
新製品の開発から生産された商品が、最終消費者のところに至るまでに関係する一切の事業活動(単なる販売対応ではない)
マーケティングの4P
Production(製品開発)
Price(価格づけ)
Place(流通チャネルの選択)
Promotion(販売促進)苦情処理も含む。
<Production>
新製品開発のプロセス
1開発分野の市場分析・市場予測
2関連資料・情報の収集・整理・分析
3初期アイデアの探索、開発テーマの設定
4既存資料による市場分析
5自社の競争力分析
6消費者ニーズ予備調査
7アイデア・ジェネレーション(熟成)
8市場の問題点と仮説の抽出
9消費者利益の調査
10開発基本戦略の策定
11コンセプトの選択
12テスト製品の試作と評価
13コンセプトと製品の決定
14ネーミング、パッケージ広告表現の選択・決定
15最終商品の消費者および流通の受容度測定
16テストマーケティング
17発売
<Price>
価格設定の可能範囲
需要(あるいは購買者の知覚価格)ー絶対的上限
↑競争価格の設定範囲
↓(イメージ価格としての受入れ可能範囲)
コスト ー絶対的下限
<Place>
マルチ・セグメンテーション・アナリシス
縦軸にライフスタイル・セグメンテーション(米を食べるか?など)
横軸にデモグラフィック・セグメンテーション(年齢など)
→高齢者が米を食べなくなっている、などが分かる
<Promotion>
消費者心理とプロモーション・ミックス
認知 理解 確信 行為
人的販売 10% 25% 40% 70%
広告 40% 25% 40% 10%
教育 10% 40% 10% 10%
パブリシティ40% 10% 10% 10%
→認知段階では広告やテレビ新聞イベントが主になるが、購買段階にになると人的販売(口コミなど)が主になる。
ボストンコンサルティンググループのポートフォリオ分析
成長性<高> | <スター> | <問題児> |
・シェアを確保するために資金もかかるが、利益率は高い。 ・シェアが維持できれば金の成る木になるが、できなければ負け犬になる。 | ・成長性は高いが、投入資金も大きい。 ・シェアが低いために収益は少ない。戦略がうまくいけば金の成る木になる可能性がある。 |
|
<金の成る木> | <負け犬> | |
成長性<低> | ・資金投入量が少なく、シェアも大きいため、収益は多い。 ・資金、利益の有効な源 | ・投入する資金以上の収益が見込まれるときは、金の成る木に育てる。 ・収益が見込まれないときは、撤退準備 |
マーケットシェア<高> | マーケットシェア<低> |
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