新農相の経歴 H26.9.4日農

1年半ほど続いた林農相から、西川公也氏に農相が代わりました。

今日の日農にどんな人物か、経歴が書いてありました。

栃木県庁の人だったんですね。

熊本の故松岡農相ともつながりがあったようです。

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新農相の西川氏は栃木県氏家町(現さくら市)出身、1942年生まれの71歳。東京農工大学大学院を終了後、栃木県庁で農林行政に携わった。県議を経て96年に衆院で初当選し、現在5期目。叩き上げ型の農林議員だ。

故・松岡利勝元農相に見初められて早くから頭角を現し、党農林部会長や農林水産物貿易調査会事務局長、農業基本政策委員長など農林関係の要職を歴任。水田農業から畜産・酪農まで精通し、「農政のエキスパート」(同党農林幹部)として知られる。07年には米価下落を受けて総額1111億円もの緊急対策を実現するなど、重要政策の決定や予算獲得に大きな影響力を発揮してきた。

それだけに、TPP交渉を推進する立場に転じた時の衝撃も大きかった。自民党が政権を失った2009年の衆院選で落選後、12年の衆院選ではTPP交渉参加反対を訴えて復帰したが、安倍晋三首相の指名で党TPP対策委員長に就任すると、一転して交渉参加に向けた党内調整に奔走。交渉参加後は、各国の閣僚らを相手に積極的な議員外交を展開してきた。

政治家としては時に強引な手法も目立つ豪腕型で、エピソードには事欠かない。09年には米の生産調整の選択制を提起した石破茂農相(当時)と激突。昨年10月には、TPP交渉で重要品目を自由化した場合の影響を精査する考えを示し、物議をかもした。今年6月には、自身が取りまとめに関わった農協改革案に反対した議員を「何を言っているんだ小僧!」と一喝する場面もあった。

小泉内閣で内閣府副大臣として経済財政諮問会議や郵政民営化を担当するなど、もともと「改革派」の顔も持ち、安倍首相や菅官房長官とも近い。農協改革議論では積極的に改革を進める立場で、首相官邸と党農林幹部との調整役を務めた。

今回が念願の初入閣。TPPや農政改革の論功行賞人事ともいわれるが、最近は事あるごとに「(食産業の規模に比べて)農家の取り分が少なすぎる」と述べ、農家の所得向上に執念を燃やす。趣味は土いじり。空手は三段の腕前を持つ。農業の成長産業化や地方創生といった国民的課題にどう対応うするか注目される。

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